ブリーダーからの直接購入で多いトラブル3パターン

子犬や子猫をブリーダーから直接購入する方が近年増えています。インターネット仲介サイトを利用したり、SNSを活用したりと以前に比べ飼い主との距離が近くなった事が理由でしょう。

しかしその一方でこれまでになかったトラブルも頻発しています。これまではペットショップが仲介に入ることで、あらかじめ子犬や子猫の健康状態や遺伝的疾患を見極めることが出来ていたものの、直接購入の場合は購入者自らが見極めを行う必要があるからです。

実際に多いトラブルのパターンを把握し、自身の購入時には回避出来るよう心掛けておきましょう。

写真と実際の姿がまるで違った

インターネット仲介サイトを利用したり、SNSを活用したりとう販売手法が主流になる中でたびたび問題視されるのは情報の鮮度です。購入希望者はサイトに掲載されている写真が子犬や子猫の今の姿だと思いがちですが、実際には生後間もない時期の写真ということもあります。生後半年未満の子犬や子猫は毎日姿が変ると言われるほどに成長が早いものです。しかし少人数で運営する多くのブリーダーは頻繁に画像を更新することもなかなか難しいものです。

その結果、見学や訪問をした際に実際の子犬や子猫を目にした時に想像と違った、写真よりもだいぶ大きかったなどの声が挙がります。購入を希望する際はあらかじめブリーダーと何度もやり取りをして、今の姿を確認することも大切なことです。

引き取り直後に体調を崩してしまった

生後間もない子犬や子猫は想像以上にデリケートです。母犬猫や兄弟と別れ、知らない場所で新たな生活を始めるのですから、緊張とストレスから体調を崩してしまいやすくなっています。そのためブリーダーに落ち度がなく、引き取り後に体調を崩すことは多々あります。

ペットを家族に迎える場合はあらかじめ最寄の動物病院の連絡先や診療時間を把握し、もしもの時はすぐに受診出来るように準備を整えておきましょう。

もっとも多くみられる体調不良は食欲不振、下痢、咳です。この場合、ブリーダーがアフターサービスの一環として飼育相談や対処法の指導を行ってくれることもあるので、相談をすることもおすすめします。

生後間もない時期の子犬や子猫はか弱く、愛らしいものです。しかし離乳の時期が早ければ早いほど健康面は不安定になりがちです。飼育に関して不安がある場合は生後60日以降を目途に引き取ることも検討しましょう。

血統書付きと言われたものの、血統書が送付されてこない

子犬や子猫を購入するうえで、血統書の発行があるかどうかは価格決定にも大きく影響をします。血統書が発行されるいわゆる純血と呼ばれる子犬、子猫は発行がされない場合に比べ倍以上の高額になることもあります。しかし中には血統書が手元に届かない、発行してくれないというクレームが多々あります。国内唯一の血統証発行団体であるJKCの発行する血統書は事務的な手続きに一か月ほど要するので、子犬、子猫引き渡しの時点ではまだ発行が完了していないこともあります。後日の送付を約束する場合は必ずその旨を書面で残しましょう。発行手続きは繁殖でなければ行う事が出来ないので、曖昧にせずにしっかりと取り決めをしましょう。