ブリーダーから購入する際に確認すべきワクチン接種履歴

ブリーダーから子犬子猫を購入する際は、生体代金とは別途ワクチン費用が生じることがあります。この費用の負担元は犬舎、猫舎それぞれで取り決めがあり必ずしも全て共通のルールではありません。かならず購入前に摂取履歴、費用について確認をする必要があります。

摂取を済ませておくべきワクチン注射

生後間もない子犬子猫はまだ自身の免疫力が十分に機能できず、母体から受け継いだ免疫力で一時しのぎの状態にあります。この状態っは大変不安定で感染力の高い伝染病に十分に機能することが出来ません。特に離乳期が近づき母乳の摂取量が増えると受け継いだ免疫力の効果も薄れ始め、一時的に免疫力が低下する時期が生じます。

この免疫力はワクチンを摂取することで補う事が出来、生後半年以内に3回のワクチン接種が推奨されています。

生後半年までの期間は8種の予防薬が混合されたワクチンの摂取が理想的です。中でもパルボやジステンパーといった病気は感染力が高く犬舎内での感染拡大のためにも必ず摂取すべき薬剤です。

このワクチンは現状生後50日前後で最初の摂取が可能とされているので、購入者への引き渡し前に摂取を済ませておくと安心です。

ワクチン接種費用の負担に関するルール

ペットショップでは通常販売前に摂取したワクチンの費用も購入者が負担することが慣例となっています。そのため、子犬子猫の購入時には生体の代金にプラスしてワクチン接種費用が合計されます。

ワクチンの費用は8000~10000円が相場です。生後3カ月~半年を目途に3回摂取をするので、場合によっては30000円がワクチン費用として加算されることもあります。

この費用負担について法的な決まりはなくあくまでもペット業界の慣例として購入者負担が行われています。ただあくまでも健康管理、予防のための摂取であり、販売前の摂取を品質管理上必須の経費と考えペットショップやブリーダーが負担すべきとする意見もあります。

インターネットの仲介サイトや自身のHPなどを通じて直接顧客と売買契約を交わす場合はあらかじめこのワクチン接種費用につても負担者がどちらになるのかを明確に表示しておくとトラブル回避につながります。

ワクチンは追加摂取で完璧を目指す

ワクチンの摂取は一定の間隔をあけて行う事で効果が現れます。そのため子犬子猫の引き渡しのタイミングでまだ全ての摂取が完了出来ていないことも多々あります。

引き渡しの際は必ず今後のワクチン接種のスケジュールを説明し、摂取済証明書と一緒に渡します。

ワクチン接種証明書は獣医師が発行し、再発行が出来ない重要な書類です。必ず保管を徹底し、万が一の場合の控えを取っておくと安心です。

伝染病に対するワクチンの効果は目に見えないこともあり中にはこの費用の負担や摂取の必要性について購入や引き渡し時に意見が生じることもあります。

しかし生後半年までの期間に3回のワクチン接種を行う事は子犬子猫の健全な発育には欠かせない予防行為です。

その効果や必要性を正しく理解し、いつでも購入希望者に説明が出来るよう書面でまとめておくとスムーズな取引を行う事が出来ます。

またワクチン接種は犬舎猫舎の健全な運営に欠かせない予防行為です。子犬子猫だけでなく成犬、成猫への摂取も定期的に行う必要があります。