ブリーダーがインターネットに疎い場合の販売方法

インターネット上には多数の直販サイトが開設されています。この手法はペットショップやオークションを介さず販売を行う事が出来るので利幅が大きく、ブリーダー側のメリットが大きい手法です。しかしインターネットの基本的な知識が必要になることから敬遠される事も多い手法でもあります。

インターネットを通じた取引で必要になる操作

インターネットを利用した直販サイトは、ブリーダー自身が繁殖から顧客への引き渡し迄をすべて一括で行う手法です。その為にはパソコンやスマホでの操作が必須となります。必要な操作は以下の通りです。

①子犬、子猫の写真を撮影します

②撮影した写真を掲載サイトへ登録します

③メールで購入希望者から問い合わせが届くので、返信対応を行います

④決済方法や訪問日時など具体的な取引条件を決め、販売を行います

販売にあたっては、必ず直接顔を合わせる必要があることが動物愛護法で定められているので、一般的なネットショップ同様の通販スタイルで完結する事は出来ません。これらの操作はインターネットサイトを運営する企業が様々な工夫を凝らす、操作を簡素化していますが、多少の操作知識が必要になります。また情報掲載、売買のどの段階で手数料などの費用が生じるのかをしっかりと理解しておく必要があります。

これらのサイトは手数料が非常に安価で販売価格の10%相当と定めている場合もあれば、一律数万円の金額が決められている事もあり、サイトによって様々です。手数料が安価な代わりに情報の掲載、更新、対応すべてをブリーダーが行う必要があります。これらの操作が苦手、自宅にパソコンがない、忙しくてパソコン操作に割ける時間がないなどの理由からインターネットを利用せずに子犬、子猫の売買を進めたい場合従来の手法を活用する事がよいでしょう。

子犬や子猫販売の従来の手法

インターネットの直販サイトが普及するまでは、ブリーダーはオークションやペットショップとの取引が一般的でした。ブリーダー自身が直接飼い主と接点を持つ機会はなく、ペットショップも販売時にブリーダー名を滅多にありません。

この方法は、子犬、子猫の健康管理、販売時の飼育説明、販売後の対応などの作業をすべてペットショップが行ってくれるのでブリーダーの手間が最小限に抑えられるメリットがあります。しかし仲介業者存在する分利幅が小さくなる事は覚悟が必要です。この従来の販売方法であれば、苦手なインターネットの操作は顧客との対応を行う事なく繁殖業だけに集中する事が出来ます。

一般的にオークション会場では主催企業が、新規取引ブリーダーの募集を行っています。最寄りのオークション会場へ問い合わせをし、新規登録の方法を確認しましょう。会場によっては正式登録前の見学を受け入れていることもあります。紹介者がいる場合はより登録がスムーズに進みます。

ペットショップへの販売を希望している場合は、ペットショップ運営本部や店舗責任者の連絡をし、買い取りに関する詳細を確認しましょう。大手のペットショップやチェーン店の場合買い取り専門の担当者や部署が設立されています。企業ごとに買い取り基準も定められているので合わせて詳細を確認しましょう。インターネットと従来の方法のいずれかを選択すべきかは、自由度の高い選択です。両方を実施するもよし、当面は従来の方法を利用しつつ、起動に乗ってから事業の拡大と合わせて兼用するもよいでしょう