ブリーダーが欠点のない犬を繁殖する3つの方法

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ブリーダーの仕事である子犬の繁殖とは、単純に子犬を出産させることだけではありません。プロのブリーダーは、犬質を重視し、計画を立てて犬質向上に努めているのです。その繁殖方法と「計画繁殖」と呼び、優良ブリーダーのほとんどが行っている方法です。

計画繁殖の必要性

血統が良く、健康な両親犬であったとしても、子犬が必ず健康であり欠点のない子犬であるとは限りません。

遺伝の優性、劣性までを判断し、両親となる犬のカップルを決める必要があるのです。

そのために、計画繁殖は欠かせないものであるといえるでしょう。

犬の繁殖には、3つの方法があります。ブリーダーから子犬を購入する場合、ブリーダーがどの様な形で交配、出産といった繁殖を行っているのかを知っておく事も大切です。

見学の際には、どの繁殖方法であるのかも質問をしてみましょう。

近親繁殖

親子や兄弟姉妹などで交配させる繁殖方法。また、血縁関係が深い犬同士のカップルで交配をする方法です。

両親の遺伝子を受け継ぎ、良い部分は強調された子犬が生まれます。しかし反対に、欠点も強調されてしまいます。奇形や体力虚弱などが起こりやすいことが特徴です。

品種を固定するために行われますが、欠点が強調されることからペットとして飼育する犬には向かない繁殖方法です。

系統繁殖

近親繁殖よりも血縁関係の薄い犬で交配を行う方法です。

近親繁殖の様な、欠点の強調や犬質の低下を招くリスクは低い繁殖方法となります。

品種の長所を受け継がせ、固定するために行われます。

欠点が出てしまった場合には、血縁関係を更に薄くして交配をさせるという方法が取られます。

遠親繁殖

血縁関係などは無関係に行う繁殖方法です。多くのブリーダーが行っている、チャンピオン犬を借りてきて繁殖を行うといった方法は、遠親繁殖という事になります。

親犬の良い部分だけを受け継ぐ可能性が高い方法でもあります。しかし、予想だにしない欠点が出てしまう場合もあるのです。ここで、遺伝の優性・劣性を考えることが必要となります。単純に血統の良い犬同士を交配させることで成功するというものでもないという事です。

計画繁殖による出産

計画繁殖は、ブリーダーが好みの犬を作るための過程という事になります。

遺伝を考え、計画を立てて繁殖を行った末に、好みの犬を作り上げることが出来れば繁殖は成功であるといえるのです。

欠点が出てしまった場合には、該当する両親犬同士での交配は行いません。去勢手術や不妊手術などを行い、自然交配も防ぎます。

計画繁殖の意味とは

計画繁殖とは、3つの繁殖方法の種類を指す他にも「親犬の負担を軽減するための計画」ということも含まれます。雌の犬に負担が掛からないよう、出産は多くても生涯で2回までなどと決めて計画を立てることも指すのです。

つまり、優良ブリーダーの特徴としては常に子犬が居るという状態では無いという事が挙げられます。

優良なブリーダーであれば、雌犬の体調を考慮した計画を立てています。そのため、出産予定のスケジュールも予め分かっているでしょう。問い合わせの際に子犬がいなかった場合には、出産スケジュールを聞いて事前に予約を入れてしまうという方法も有効です。