ブリーダーが知っておきたい繁殖用犬猫の購入価格相場

ブリーダーのおすすめ資格!

ブリーダーの開業資金の出費で一番大きなウエイトを占めるのは犬猫の購入費用です。繁殖に用いるための犬猫は如何にしっかりと見極めるかで今後の運営、収益が大きく左右されます。開業にあたって価格相場、選ぶ際のポイントをしっかりと把握しておく必要があります。

ショータイプなら100万円をこえることも当たり前

ブリーダーを開業するにあたり自分なりの理想の犬種や猫種、血統、顔立ち、毛色などいろいろなこだわりがあることは当然です。

この点を明確にしておくことで今後長年にわたってぶれずに、安定した運営が出来ること、他ブリーダーとの差別化にもなります。ただ開業当初はまだ利益が生じておらず、支出ばかりがかさむ時期です。過度なこだわりや高望みで過剰な出費をすることは避けるべきです。

ドッグショーやキャットショーに参加するブリーダーの中には自身で繁殖した犬猫を同業者に有料で譲渡したり、系列犬舎、猫舎としての開業を許可している方もいます。

このような場合、素人同士での売買とは違いより安心感があり、高品質な繁殖用犬猫を入手することが出来ます。ただこのような受賞歴があり、優秀な血統を引き継ぐ場合、取引価格が50万円、100万円をこえることも珍しい事ではありません。

ブリーダーとして開業するには最低でも2,3頭もしくは数ペアで同犬種、猫種を所有する必要があるので支払い総額が数百万円ともなるでしょう。

これだけ高額な出費を開業間もない時期に負担することにどのようリスクがあるのか、予定通りに繁殖をし、販売につなげ利益を生むことが出来るのかはしっかりと見極める必要があります。

ペットショップは安価な変わりにリスクが高い

犬猫の入手先として最もスムーズな方法はペットショップからの購入です。開業にあたって同業者の知り合いがいない場合や高額な費用の捻出が難しい場合に活用する方もいます。

ペットショップの場合、血統証付の生体を10万円、20万円ほどで購入できるので実績のある犬舎、猫舎からの購入に比べ各段に予算を抑えることが出来ます。

ただここで注意すべき点はペットショップで販売されているのは子犬、子猫という点です。まだまだ成長途中のため、今後成長過程で先天的な疾患を生じる場合や生殖機能が十分に発達せず、飼育を続けても繁殖に向かないこともあるという事です。

この場合ブリーダーには飼育費用ばかりがかさみ、利益を減らすことにつながります。安価な買い物がのちのちの運営に影響を及ぼす可能性があることは十分承知しておきましょう。

近親交配、血縁、繁殖不適切には要注意

個人経営のブリーダーが増え、犬にはこれまでになかった新たな毛色が登録されたり、新種の猫が続々と増える傾向がここ数年つづいています。ペットブームがさり低迷する生体販売の打開策としてより付加価値の高いもので市場を刺激しようという意図があるためです。

ただ特殊な毛色や新種とされる犬猫の中には血統証発行団体が繁殖には不向きと認定しているケースもあります。

このような指摘がされていることを知らずに繁殖を前提に入手してしまうと今後の売買に行き詰ることになるので注意が必要です。

一般的に繁殖に不向きとされているのは以下です。

・近親交配

・血縁

・特殊な毛色

・色素薄弱

開業にあたって大きな出費となる犬猫の入手は十分な知識をもち慎重に進めることが大切です。