
猫をペットとして迎える場合、成猫を引き取るという方法もあります。しかし、やはり人気となるのは可愛い子猫。
子猫といっても、猫種によって価格は異なります。基本的に、猫種を問わず生後2か月から3か月の子猫は高額な設定となるのです。
人気の猫種別に、平均価格を見てみましょう。飼いたい猫種が決まっておらず、予算から決めたい場合にも参考になるはずです。
スコティッシュフォールドの平均価格
折れた耳が特徴であり、丸い顔が愛らしく人気のスコティッシュフォールド。ただし、生まれる子猫すべてが折れた耳ではないのです。立ち耳の子猫も生まれるため、立ち耳であれば5万円程度の子猫も。しかし、猫種の中でも平均価格は高値の部類入り、平均して10万円程度です。
血統によっては、40万円以上といった高額になる場合もあります。
マンチカンの平均価格
短い手足が特徴であり、人気のマンチカン。
しかし、実は全ての子猫が短足である訳ではないのです。中には手足が長く、マンチカンの特徴を捉えない子猫もいます。手足の長さが価格を決定するポイントになっているのです。
手足が長いマンチカンの子猫は5万円〜10万円程、手足が短く「マンチカンらしい」子猫は10万円〜25万円程が平均価格になります。
ラグドールの子猫の平均価格
ラグドールは毛色に特徴があります。その種類は主に3つ。腹部に模様がある「ミテッド」、部分的に色がついている「ポイントカラー」、顔のV字が特徴の「バイカラー」です。
中でもポイントカラーが人気となっているため、少々価格も高くなる場合が多いです。
グラデーションの美しさや、模様によって価格が変動します。そのため、価格の幅も 15万円〜40万円程度です。
メインクーンの平均価格
毛色によって価格が異なるメインクーン。
三毛のオス猫は非常に価値が高く、市場には出ないこともあります。数千万円という値段が付くことでも有名です。
メインクーンの子猫は、平均すると15万円程。高額な子猫であれば、市場で購入できる価格は40万円ほどが平均価格であるといえるでしょう。
ロシアンブルーの子猫の平均価格
ロシアンブルーは、名前の通りブルーの被毛が特徴。
ブルーが薄い子猫や、ブルーの入り方によって価格が変動します。
価格にも幅があり、10万円台が平均価格です。珍しい模様など、希少性がある場合は40万円程になる場合もあります。
子猫は人気
小さいうちから育ててみたいという方が多いことや、成猫はしつけが難しいという点から子猫が人気となっています。どの猫種でも同様に、成猫よりも価格が高くなることが特徴です。ブリーダーは猫の面倒を見るためにも経費がかかるため、生後4か月以上の子猫は少し価格を下げる場合が多いようです。また、猫種の特徴が見られない場合、販売をするに当たって多少価値が下がってしまう事で価格が下げられる傾向にあります。
平均価格は最低5万円程、高いと40万円以上になる猫も。しかし、40万円以上の子猫は可愛い顔や、被毛の美しさ、柄などから希少性がある猫に限られます。
美しい見た目を重視することも良いですが、購入後の飼育費用などを加味して子猫を選ぶようにしましょう。