ブリーダーになるための資格5選

一般的にブリーダーとは「犬の繁殖、売買を行う職業」とされています。犬種に関する十分な知識が必要であり、加えてブリーダーとして生計を立てるのであれば様々な資格や手続きが必要となります。

これらは各自治体によって異なります。東京都を例にとり、必要な資格、必要な手続きなどを紹介します。

 動物取扱責任者資格

繁殖させた子犬を無償で譲るのであれば、資格を有する必要はありません。

しかし、プロのブリーダーとして子犬を販売する場合、動物取扱業に登録をする必要があります。

そのためには動物取扱責任者としての登録が必要。登録要件は3つです。

動物関連の実務経験が6か月以上、動物関連専門学校で1年以上教育を受けること、環境省が認める特定資格を持っていることです。

環境省が認める特定の資格には、動物看護師、愛玩動物飼養管理士、トリマー、愛犬飼育管理士といった資格があります。

登録申請後、飼育施設への立ち入り検査が行われ、問題がない場合には「動物取扱業責任者」としての資格を与えられます。

動物看護師

動物取扱責任者の資格を有するために認められている資格の1つが、動物看護師。

ペット、動物関連の専門学校で2年間学ぶ必要があります。

ブリーディングを行うにあたり、獣医師との連携は必須となります。

また、専門学校で学ぶような動物医療の専門知識がある場合、母犬と子犬の命を危険にさらす可能性も低くなると考えられるでしょう。

この様な点からも、動物看護師は特定の資格として最も有効な資格であるといえます。

トリマー

長毛種のトリミングや、シャンプーなど見た目を整えるためには所有しておきたい資格です。

専門学校により期間が異なりますが、1年~2年間学ぶ必要があります。

通信講座も存在していますが、通信講座では犬の人形を使用するのです。実際に生きている犬を目の前にした場合、思い通りにトリミングを行うことは難しいでしょう。

トリマーの資格を取るためには、様々な犬種で練習が可能になる専門学校に通学をすることがおすすめです。

ブリーディングでは、犬の繁殖後、一定期間育てた後に飼い主を探すことになります。

世話だけではなく、犬の見た目を整えることも大切。そのため、長毛種のブリーダーになるのであれば有効な資格であるといえるでしょう。

愛玩動物飼養管理士、愛犬飼養管理士

動物関連の専門学校に通うことが経済的に難しいという場合、通信講座で取得が可能となる資格がおすすめです。

専門学校で学ぶ内容と比較すると、最終的に習得が出来る知識には差があります。

しかし、動物取扱業の登録に使用するのみであれば、通信講座で取得するという方法も有効であるといえます。

愛玩動物飼養管理士と愛犬飼養管理士は、通信講座と筆記試験で取得が出来る資格です。

自宅学習が可能という点から、動物関連の実務経験を積みながら取得を目指すことも出来ますね。

ブリーダーになるには資格が必要

ブリーダーになるためには、基本的に動物取扱責任者の資格を有する必要があります。

この動物取扱責任者の資格を有するために、動物看護師やトリマーといった動物関連の資格が必要となるのです。

ただし、開業にあたり必要となる資格は自治体ごとに異なるため、必ず事前に確認を行いましょう。