ブリーダー業における安定した収入作りに必要なポイント

転職、開業、自営業といったキーワードにブリーダー業が挙げられることが多々あります。ペットが好き、自宅で開業したいといった方は思わず目に止まるでしょう。ブリーダー業開業にあたってもっとも重要なことは、他業種と異なり定期的な収入がないという点です。犬猫を飼育しますから支出は毎月一定額が生じますが、反面収入は不定期です。このアンバランスさをしっかりと認識したうえで開業に向けた準備を進める必要があります。

ブリーダー業の収入は変動が大きい

ブリーダー業の収入は子犬、子猫の売買が成立した事で生じます。しかし犬猫の繁殖は時期が不確定で体調や年齢、環境に大きく左右されるので事前の計画に沿って進まないことが大半です。

また日本はペットに関する流行が非常に影響し、一躍人気犬種になれば途端に取引価格が倍以上にも高騰します。

このような背景をしっかりと認識し、犬舎運営にあたっての資金繰りを考える必要があります。

子犬、子猫の販売を行い収入を得る方法は下記の通りです。

①ペットショップに買い取りを依頼する

②インターネットを活用し、購入希望者と直接売買を行う

③自身でペットショップを開業し、販売をする

いずれの方法も甲乙はつけがたいですが、ペットショップを介さずに直接売買をする方法が最も利益率が高く、最近ではこの方法を最優先に考えるブリーダーが増えています。インターネット仲介サイト側も多種多様なシステムを確立していて、よりブリーダーの負担が少なく、リスクを回避出来る方策を講じています。

子犬、子猫が一般的に生後1.5か月ほどを離乳の目安として販売がされています。生後3カ月を過ぎるとワクチン接種も完了し、散歩や外出が可能になる時期です。この生後3カ月を目処にペットショップなどでは価格調整が始まり、いわゆる売れ残りと捉えられます。

つまりペットショップを介さずに自身で販売を行う場合、この離乳から生後3カ月ほどのごく短い期間にすべての子犬、子猫を販売することがもっとも利益率を高める事が出来る方法です。

しかし実際には、インターネット上には多数の子犬、子猫の情報が掲載され、購入者側嘉新は全てが一様に見えてしまっているという事を覚悟しておく必要があります。

その為インターネット上でも価格競争が始まりつつあります。

開業後に安定した収入を得るためには

ブリーダー業を開業し、その後安定した収入を得る為には、犬舎猫舎の独自性を確立するという方法がもっとも確実な方法です。

独自性の確立とは以下の通りです。

①非常に希少な犬種、猫種を輩出する

②外見上の特性を安定化させ、アピールポイントとする

(顔立ちがかわいい、毛量が多い、小柄など)

③良血統種を輩出する

(ドッグショーへ積極的に参加し、チャンピオン犬を輩出し、子孫を残す)

これらの方法を打ち出すことができれば、玉石混合のインターネット仲介サイト上で他ブリーダーと価格競争を繰り広げるという事をせず、ブリーダー自身のHPを作成、購入希望者とやり取りが出来、独自の定めた価格で取引が可能です。独自性の確立が出来れば、購入者側から次回の出産を待つ予約システムも確立でき、安定した収入を見込むことが出来るようになります。