ブリーダー目線での子犬子猫の買い取り先の選び方3原則

ブリーダー業を安定的に末永く運営するためには信頼のおける取引先を確保しておくことが必須条件です。最近はインターネットを通じて一般家庭の方と直接売買をする方法も増えていますが、年間を通じて安定した取引を見込めるペットショップも決してないがしろの出来ない存在です。

ペットショップを取引先として選ぶ場合に必ず確認すべき3原則を知っておくことはとても重要です。

取引条件は必ず書面で交わす相手であること

ペット業界は生き物という特殊な商品を扱う事から一般的な小売業と異なる慣習が多々あります。中でも子犬子猫の買い取りに置いては流行や人気に左右され価格の変動も大きくなりがちです。

一般的にペットショップとブリーダーとの取引の場面においてはペットショップ側が優位に立つ場合が多く、ブリーダー側が事前の約束を反故にされてしまったり、想定したいた条件より厳しい内容を提示される事もあります。

でも子犬、子猫の売り時、最も高値で売れるタイミングはごくわずか数週間に限定されてしまうので、たとえ厳しい条件であっても妥協せざるえないことが多くあります。

ただ犬舎猫舎の維持運営には何かと費用が嵩みます。曖昧な取引契約では万が一の場合ブリーダー自身が大きな損害を背負う事も考えられます。

ペットショップとの取引においては必ず書面で取り決め事項を確認すべきです。

あらかじめ取り決めておくべき項目は下記です。

・買い取り金額の支払い方法

・買い取り金額の支払い期日

・子犬、子猫の搬送、移動手段とその際の費用負担

・血統証の発行期限とその際の費用負担

・犬舎猫舎の衛生管理、健康管理における基準

中でも重要な項目は金銭に関する内容です。取引相手によって現金でその場で支払う、数か月後に銀行から振り込むなど方法は様々です。大切な項目なので必ず書面での取り交わしを行う必要があります。

買い取り金額の固定、変動を明確にちり提示する相手であること

子犬子猫の買い取り金額は人気、TVの影響、季節によって大きく変動します。さらに毛色、性別、顔立ち、サイズなど細かな項目で同じ兄弟であっても取引査定は異なります。

ペットショップとの取引では、この取引金額を無条件で一律設定にする方法と都度査定を行う方法とがあります。

一律設定の場合、人気犬種となり市場価格が高騰している場合でもあらかじめ決められた金額での取引となり利益が過少になるものの、流行が去ってからも一定金額での買取り補償を受けることが出来るというメリットがあります。

一方の変動の場合、流行や人気に応じて時価での取引となり利益が数倍にも膨れ上がることもあれば、人気低迷で買取りが成立せず犬舎猫舎に売れ残りが生じるというリスクもあります。

どのような形態での契約が望ましいのかをきちんと検討する必要があります。

人気や流行は一過性のものですが犬舎猫舎の運営は10年、20年と続きます。長い目で検討しましょう。

返品、クレーム対応が真摯であること

子犬子猫の取引には必ず何かしらの返品、クレームは生じます。

このような時取引先と真摯に交渉、対応をする相手であるかどうかは信頼を置けるかどうかの基準です。

長年の付き合いになる相手ですから安易な条件に振り回されずしっかりと見極めることが重要です。