ブリーダー直売サイトで多く寄せられる問い合わせ3パターン

インターネットの仲介サイトを活用しブリーダーと購入希望者が直接売買をするケースが近年増加しています。

ブリーダーの多くは個人経営、家族経営と会社組織をとっていない場合が多く時には購入希望者からの問い合わせに戸惑う事も多々あります。ここでは比較的多く寄せられる3つのパターンについて考えておきます。

子犬子猫を一定期間取り置いて欲しいというパターン

インターネットの仲介サイトやHP上で子犬子猫の情報を掲載した時に最も多い問い合わせは購入希望を前提にした取り置きです。取り置き期間は数日、直近の週末までというケースもあれば中には数か月先を申し出るケースもあります。

この場合購入希望者が熱心に購入の意思を示すと無下に断ることも出来ない、販売チャンスを逃したくないと考えつい応じてしまいがちです。

しかし書面の取り交わしや代金の入金のない無条件での取り置きは生体を扱うビジネスでは行うべきではありません。

子犬子猫の販売時期は生後半年未満が最も高値で販売できます。授乳期間を差し引くと実質期間はわずか2,3カ月です。

この時期に無条件で取り置きをしてしまい、もしキャンセルになった場合売れ残った子犬子猫は大幅に取引価格が下がる上に、生涯犬舎猫舎で飼育する必要が生じることもあります。

一般的にペットショップなどでも書面や代金の支払いのない無条件での取り置きは行いません。

生き物という特殊性を考え、購入することが最優先と考えます。

このスタンスは相手が個人の購入者でもペットショップでも変えてはいけません。どのような相手で好条件であってもあくまでも購入者、引き取りを済ませた方を最優先と考えます。

ペットショップや他サイトと比較した値下げ交渉のパターン

次に問い合わせが多いケースは値下げ交渉です。インターネットの仲介サイトやHPの場合、メールを通じた気軽さがあり相手に遠慮することなく値下げ交渉が可能と思われています。もし値下げの折り合いがつかなければその先の訪問へつなげなければいいのですから、匿名性ゆえの気軽さが関係しています。

例えば他サイトでは10万円で同じ犬種を販売しているので、同額にまで下げて欲しいという内容や月齢が立っている、毛色が悪い、顔立ちが悪いので表示価より下げて欲しい、値下げに応じてもらえるのなら購入をしたいなどがみられます。

価格決定は犬舎猫舎それぞれのこだわりや飼育にかかる費用、血統など様々な要因が関係しています。

同じ犬種であっても犬舎猫舎ごとに値段が異なるのは当然の事ですう。

無暗な価格交渉に都度応じていると結果的には犬舎猫舎の運費用の捻出が出来ないという悪循環に陥ることにつながるので無暗に応じてはいけません。

子犬子猫の状態、値段、犬舎のスタンス全てに納得をしてもらったうえで売買をすることを目標と考え相手の条件に流されすぎないよう注意が必要です。

対面をせずに通信販売を依頼するパターン

希少な犬種猫種や希少な毛色を輩出すると時には遠方から購入希望の問い合わせをもらう事があります。

飛行機や新幹線での移動や時には海外から連絡が来ることもあります。

この場合多くの購入者は返品クレームをしないことを前提に対面無しでの販売を希望します。代金は振り込みで済ませるので犬猫は空輸、陸送で発送して欲しいと相談されます。

この方法は物品の販売であればなんの問題もありませんが生体の販売においては法律に違反した行為です。犬猫や生体の販売は必ず対面であることが義務付けられています。安易に引き受けないよう注意が必要です。