ブリーダー開業後の子犬販売方法3パターン

ブリーダーという職業は繁殖した子犬、子猫の売買が成立し初めて収入につながります。ただ開業当初は犬猫の飼育に追われhがちでなかなか販売先の確保にまで目が向かないことも多々あります。

近年、ネット販売やブリーダー直販、ペットショップとの取引など様々な方法がある中で、それぞれの取引先毎の契約も多様化しているので、開業前にどのような相手と取引をするのかをしっかりと検討しておく必要があります。

ペットショップと取引をする場合

子犬子猫の販売先として一番最初に思いつく方法はペットショップに買取を依頼するという事です。

これまで子犬子猫の販売においてはブリーダーはあくまでもペットショップへの供給源であり表だって顧客と接する機会のない職業とされていました。この風潮は今でも変わりません。ペットショップもより高品質、健康な子犬子猫の繁殖元であるブリーダーの名前は企業秘密として公開をしていません。

ただ動物愛護の観点からここ数十年でペットショップとブリーダーの関係性は大きく変わり、ブリーダーには製造者責任が問われるようになりました。

つまりペットショップとの取引においては様々な条件があり取引の基準も厳格に決められています。

子犬子猫の誕生後にふらりとペットショップへ持ち込んでもその場でスムーズに買取が成立するというものではありません。

あらかじめ契約書を取り交わし、開業許認可取得の確認、子犬子猫の健康診断など様々な手順を踏みます。

繁殖した子犬子猫の買い取りを希望する際は、開業や妊娠初期のタイミングでペットショップへ買取の相談をし今後の予定を決めておくことが必要です。

ネット仲介サイトを利用して直販をする場合

ペットショップを介さずにインターネットの仲介サイトを利用しブリーダーが飼い主と直接売買をする方法が近年主流になっています。

この方法のメリットはペットショップを介さないことでブリーダーの利益が大幅に増えることです。仲介サイトに一定の仲介料を支払ってもペットショップとの取引に比べ数倍もの利益が生じます。

この方法はインターネットの利用はあるもののあくまでも仲介であり、実際に販売は必ず対面であることが法律で義務付けられています。つまり日用品のネット通販のように画像の確認だけで売買を成立させることが出来ないという課題はあります。

多くの場合、購入希望者が犬舎の見学もかねて来訪しますが、一部のブリーダーは出張による販売で顧客の獲得にも努めています。

犬舎の規模や人員に応じて様々な取り組みを行う事も効果的です。

ただこのような仲介サイトの利用には登録前の審査があり、数週間かかることもあります。子犬子猫が誕生する前にあらかじめ審査を申請し誕生後はすぐに掲載が出来るよう準備を進めておくと早期に購入者を見つけることにもつながります。

オークションを利用して販売をする場合

子犬子猫の売買にはペット専門のオークションへの参加という方法もあります。関東、関西、九州と大都市圏を中心に定期的に開催されています。参加者はペットショップ関係者が多く、流行や顧客からの注文に応じて希望の子犬子猫を落札します。

季節や流行に応じて価格の変動は大きいものの、常設の売買環境が整っていることはブリーダーにとって大きな安心につながります。オークションへの参加は審査、会員登録など手続きが必要です。見学も含め十分な準備期間を設け参加の準備を進めておく必要があります。