ブリーダー からリタイア猫を引き取る際の必須確認事項5つ

猫の繁殖は生後3,4歳までが年齢的な上限と言われています。しかし猫の寿命は15年前後と大変ながく、繁殖をリタイアした後の余生をどう過ごすかがブリーダーにとって大きな課題になります。繁殖をリタイアした後の生活を一般家庭でペットとして過ごすという方法を選択した場合、里親として譲渡されることも最近増えています。

ブリーダーからこのようなリタイアした猫を引き取る場合、事前に確認すべき項目をご説明させていただきます。

①これまでの出産回数

これまでの生活や今後の健康管理のためにも出産回数の確認は必ず行いましょう。中にはリタイア猫といっても一度も出産をしていないこともあります。出産は体力的な負担がとても大きく、中には体調不良を抱えていることもあります。今後、出来る限り健康に過ごすためにもこれまでの状況は出来る限り詳しく確認しましょう。引き取り後はこれ以上の繁殖を予防するためにも早期の避妊、去勢手術を行いましょう。

②持病の有無

猫の病気はなかなか早期発見が困難です。日々暮らす中でブリーダーが気になる点や持病の有無、同じ血縁にある猫が発症している病気などの情報を出来る限り確認しましょう。持病がある場合、今後必要になる治療費の計算し無理なく受け入れることが出来るかどうかを検討する必要があります。

③直近のワクチン接種の状況

ブリーダーのもとでは多くの猫は同居生活を送っています。このような環境で生活を送る以上、年に一度のワクチン接種は済ませておきたいものです。ブリーダーに直近の混合ワクチンの摂取状況を確認しましょう。摂取済の場合は獣医師が発行するワクチン接種証明書も合わせて受け取りましょう。

今後、ペットホテルやトリミングショップの利用時はもちろん動物病院でも提示が求められる場合がある大切な書類です。

④毎日食べている食事の銘柄

猫は環境の変化がとても苦手です。新しい家庭で生活をするという事は想像以上のストレスになります。引き取り後の食欲府sンを予防するためにもこれまでに食べていた食事の内容やドッグフードの銘柄を確認しておきましょう。

合わせてアレルギーの有無や好きな食べ物、嫌いな食べものを確認しておくとスムーズに新しい生活に馴染むことが出来るようにもなります。

猫によっては環境が変ったことで極度に食欲が低下することもあります。そのような場合はフードだけでなく食器も使い慣れたものを用意してあげると、余計な警戒心を抱かずに環境に馴染むことが出来るでしょう。

⑤かかりつけの動物病院

これまでにワクチン接種や出産等で受診歴のある動物病院の連絡先もとても大切な情報です。出産を数回経験している猫は未経験の猫に比べ老化が早く進むと言われることもあります。

いつまでも健康で長生きをして欲しいと願うのなら。これまでに受診歴のある獣医師に引き続き診察を依頼することをお勧めします。遠方で引き続きの受診が難しい場合は、別病院へ紹介状という形でこれまでの病歴や治療歴、薬剤服用歴の情報を受け取っておくと安心です。

リタイアした猫の多くはこれまでに十分に人間と触れ合う機会がなく、人見知りがちなこともあります。でも共に暮らす中で徐々に心を開いてくれるので、焦らずにゆっくりと向き合ってあげましょう。