ブリーダー 開業時に必ずかかる初期費用5項目

子犬、子猫の販売を主な収入源とするブリーダー業を開業するにあたり、かならず必要になる費用があります。これらの費用は全て前払いです。子犬、子猫の販売における収入を得る前に発生する費用ですからあらかじめ計画的に準備しておく必要があります。

設備工事費

ブリーダー業を開業する場合、まずは自治体に届け出を行い開業許可を得るひ必要があります。その際に各自治体ごとに施設に関する取り決めがあるのでしっかりと内容を確認しましょう。ブリーダーという特殊な業態であるので、犬猫が健康で衛生的な生活を送ることが出来る様に犬舎猫舎のサイズや設備にはルールが定められています。このルールを確認せずに設備工事を進めてしまうと開業許可を得ることが出来ない場合もあります。

備品や消耗品費

ブリーダーとして犬猫を飼育するには日々消費する備品を購入しなければなりません。

具体的な品目は下記です。

・ペットフード

・トイレシーツや猫砂

・シャンプー

・ゴミ袋

・洗剤

これらの品目は毎日必要になります。ほかにもケージやマット、食器、バスタオルなど日々の消費ではないものの一定期間で買い替えが必要になる消耗品が多々あります。開業にあたってはこれらを数か月分ほど買いおけるだけの経済力と保管するスペースが必要になります。消耗品の支払い、購入だけで数十万円が必要になることもあるのであらかじめ十分な計画を立てておかなければなりません。

親犬猫の購入費

開業費用で最も高額になるのは親となる犬猫の購入にかかる費用です。親犬猫に如何に優秀な血統を持つかによって誕生する子犬、子猫の付加価値も大きく変わります。しかし良質な血統を持つ犬猫の場合、たとえ成犬猫でも一頭数十万円することもあります。もちろん仕事にする以上は数頭そろえる必要があるのですから、購入にかかる費用は数百万円を見込んでもおかしくないほどです。

広告宣伝費

近年、インターネット仲介サイトを利用し直接販売をするブリーダーの数が増えています。この方法はこれまでのオークションやペットショップを仲介する手法に比べ各段にブリーダー自身の利益を増やすことが出来ます。しかしこの方法を成功させるにはブリーダー自身が広告宣伝活動を行う必要があります。HPの作成はもちろんSNSの活用を行い情報発信を心がける事で売り上げは大きく変わります。もちろんこの活動には様々な費用が掛かるでしょう。HPを作るには数十万円がかかることもあります。

この活動にかかる費用は先行投資と考え、今後の収益で補う必要がありますがまずは開業費用として工面する必要があることを考えておきましょう。

医療費

複数の犬猫が共同生活を送る犬舎、猫舎では伝染病の発生と無縁ではいられません。生後間もない子犬、子猫が今後共同生活を送ることも考え、必ず全ての犬猫に混合ワクチンの摂取が必要です。混合ワクチンとは複数の薬剤を混合した伝染病の予防に向けた注射です。この予防注射を怠ってしまうと伝染病が蔓延し、子犬子猫の販売にも影響を及ぼします。

混合ワクチンは1回5000~10000円ほどで、年に一回の摂取が必要です。全ての犬猫に摂取させるには相当な費用が掛かりますが必ず摂取をしましょう。