ペットショップとの違いで差をつけるブリーダー直販の子犬販売

ブリーダー業を運営する中で一番大切なことは誕生した子犬の飼い主をいかにスムーズに見つけるかという事です。子犬の販売、買い取りは流行や人気に左右されがち取引価格の変動も幅が大きくなります。そのためペットショップを介さない顧客との直接販売についてご説明させていただきます。

ブリーダー直販スタイルが増加傾向

これまでブリーダー業の運営にはペットショップが欠かせない存在でした。ブリーダーはあくまでも裏方の供給元であり、ペットショップに子犬を買い取ってもらう事でビジネスが成立するという仕組みが確立されているからです。

でも近年インターネットの普及やペットショップによる子犬の買い取り金額の低迷を受け、ブリーダー自身が販売元となり飼い主と直接やり取りをする販売スタイルが増加傾向にあります。

インターネットが普及したことで、ブリーダーからの情報発信が盛んになったこと、飼い主との相互交流が可能になったことがその理由です。この直接販売のスタイルは今後ますます増加する傾向にあると言えます。

中間業者を挟まないことのメリット、デメリット

これまで子犬の買い取りは業者同士のオークションやペットショップによる訪問買い取りが主流でした。

この方法には以下のメリットがあります。

・流行犬種を高額で買い取ってもらえる

・販売における手間暇を省くことが出来る

一方で下記のデメリットもあります。

・流行によって取引価格が変動する

・買い取り基準に合わない子犬、子猫の売れ残りが生じる

また子犬、子猫自身も母犬猫から離れた直後にペットショップで数日過ごすことでストレスから体調を崩すことや伝染病の感染など大変なリスクがあります。

ブリーダーが直接販売をすることには、飼い主への対面接客、飼育指導といったこれまでになかった負担が生じるものの、子犬を適正な価格で販売出来ること、子犬子猫の健康状態を最優先し離乳時期を決めることが出来るなどお互いにとって良好な取引が可能です。

子犬の直接販売に必要な心構え

ブリーダーという職業は社会的には厳しい目を向けられることが多々あります。そのため直接販売というスタイルをとる上で、ブリーダーだからこそ提供できるきめ細かなサービスや心配りが求められます。

ブリーダーとは繁殖する犬種に対するプロフェッショナルでもあります。そのため多犬種を扱うペットショップよりも知識量も経験も豊富で、犬種への思い入れも強いはずです。

この点がペットショップとの差別化になり、販売における付加価値になります。

販売にあたっては、飼育指導を行う事が法律で定められているので、犬種の特性、飼育における注意点、しつけのポイント、将来予測される病気などブリーダーの経験から発することの出来る情報を積極的に伝えるよう心掛けておきましょう。

良質で安心な取引が信用、評価に直結

ペットの販売は必ず対面での接客、飼育指導、引き渡しが法的に定められています。そのため購入希望者が気軽に犬舎を訪問できるよう日頃から飼育施設の衛生管理を徹底することが大切です。掃除、換気を徹底し臭いの発生などには十分注意を払います。衛生的で丁寧な繁殖、飼育がされている犬舎であれば顧客からの信用を得ることが出来、長年に渡り犬舎運営が可能に