人気の豆柴をブリーダーから直接購入する場合の注意点

柴犬も他犬種同様に室内で飼育する世帯が増える中で、できればより小柄なほうがいいという声が高まり豆柴という犬種が誕生しました。本来の柴犬よりも各段にサイズが小さく、華奢であるものの柴犬特有の風貌を受け継ぐ人気犬種です。ですがこの犬種をブリーダーから直接購入する場合にはあらかじめ知っておくべき事があります。

豆柴の血統書は柴犬として発行される

豆柴という言葉はインターネットや愛犬向け情報サイトなどを通じてたびたび耳にする機会があり、中にはこのような犬種が存在とすると思う方もいるでしょう。

実は国内の血統証団体における登録では豆柴という犬種の登録はありません。柴犬は毛色やサイズのかかわらず1種類のみの登録です。

つまり豆柴という名称はあくまでも通称、商品名にすぎません。

一部のブリーダーやペットショップが商品名として用いているにすぎないのです。

そのため血統証を発行する際は柴犬と記載がされます。この点をきちんと理解しておかないと、購入後に勘違いが原因でブリーダーやペットショップに異議を申したててしまう事になるので注意すべきです。

また豆柴という犬種はあくまでも一部のブリーダーやペットショップが用いている名称に過ぎないので、サイズや毛色の基準がありません。豆柴と言われ高額で購入したものの成長後には通常サイズの柴犬に育ったというケースも多々あることを承知しておく必要があります。

未熟児との見極めをしっかりと行う

ブリーダーやペットショップが販売を行う豆柴という犬種は小さいという事がその命名基準になっています。

大抵の場合生後2か月ほどでペットショップの店頭に並ぶので、このタイミングで通常サイズの柴犬よりも小柄な場合、将来も小柄に収まることを予想して豆柴という紹介がされています。

ただ生まれ持っての血筋で小柄に育っている場合もあれば授乳期の栄養が不十分で発育不良や未熟児であることが原因で小柄な場合もあります。

後者の場合、離乳後のストレスや環境の変化から深刻な体調不良を起こす危険性が高いと言えます。

購入をする場合はこの点をしっかりと見極め、小柄であっても健康的な体形であることを見極める必要があります。

住宅事情や交通手段の都合などから小柄な柴犬を希望している場合は繁殖経験が豊富なブリーダーに相談をし、実際の両親犬と対面をさせてもらうとある程度の予測が可能です。

ただ子犬は大抵の場合親犬よりも大柄になりがちなので必ずしも将来のサイズを約束するものではないことを承知しておかなければなりません。

信頼できるブリーダーから購入をする

柴犬は本来多産型の犬種です。そのような特質を持つ犬種に小柄な子犬を出産させるためには、両親となる犬も小柄な個体を選定しなければなりません。

この選定は小柄という条件は満たすものの出産時に母体に負荷がかかる上に、出産後の育児にも母犬の体力が不足してしまうリスクがあります。

豆柴という名前が知名度を上げる中で中には無理な繁殖や栄養状態の悪い子犬の販売も目立っているので、購入をする際はかならず犬舎を訪問し適切な飼育環境と十分な経験、知識のあるブリーダーであることを確認したうえで検討する必要があります。