保健所レスキュー犬を飼う場合の3つの注意点

近年、国内での殺処分問題が社会全体で注目を浴びるようになったことで、徐々に里親制度が普及しつつあります。これまで一般家庭とは無縁だった保険所の存在も里親制度、動物保護の話題を通じてより身近になったことでしょう。今全国各地の保健所では様々な取り組みを行い、収容されている犬に新たな飼い主を見つける努力をしています。中には里親会などのイベントを定期的に開催する施設もあります。保健所から犬を引き取り飼い始める場合に事前に確認すべきポイントをご説明させていただきます。

健康状態や持病の有無

里親となり犬を引き取るうえで何より気になるのは健康状態についてでしょう。持病があるのか、伝染病を抱えていないかなど病気の程度によって今後の生活が大きく変わります。中には生涯服薬が必要になるケースや引き取り後に手術が必要になるケースもあります。ただ保健所では必ずしも全ての犬猫に精密検査を施すことが出来ず、あくまでも簡易検査程度であることは理解しておきましょう。

犬の病気の中には一度の検査だけでは発見できないケースもあります。生活環境が変ることで体調を崩すこともあります。人間同様に犬達も一生健康ではいられないのですからこの点は理解し受け入れることも必要です。

噛みつきや無駄吠えなどのしつけの程度

保健所に収容される犬の中には問題行動を抱えていることが理由で飼い主に飼育を放棄されてしまうケースもあります。犬の問題行動は時間をかけ、丁寧に接することで徐々に改善出来るとも言われますが、家庭で改善に取り組むのは決して簡単なことではありません。特に初めて犬を飼うという方にとっては想像以上に困難なことでしょう。

保険所には多くの犬猫が収容されているので、必ずしもそれぞれの性格や問題点を把握しきれていないという課題はありますが引き取り前に必ず確認をして、自身や家族の飼育経験や知識のレベルで対応可能かどうかを判断しましょう。場合によっては気難しい小型犬を家族に迎えるよりも、大人しい中型犬を家族に迎える方がスムーズに事が進むケースもあります。引き取りにあたっては様々な点を相談しベストなパートナーを見つけてあげましょう。

トイレ習慣の内容

里親になるうえで考えるべき点にトイレの習慣があります。犬によって室内のトイレシーツで排泄が可能な性格と屋外で散歩中でないと排泄が出来ないケースとがあります。これはそれまでの生活習慣が色濃く影響しています。これまで屋外で散歩中にのみ排泄をしていた犬を引き取り後は屋内に切り替え、トイレシーツでの排泄を習慣化させることはなかなか至難の業です。しかしこれまでトイレシーツだった犬を屋外に切り替えることならスムーズです。屋外でトイレをさせる習慣をつけるには毎日朝夕の散歩が必ず必要になります。家族の生活サイクルを考え、無理なく散歩に時間をさけるのかを考えてみましょう。もし散歩の時間を割くことが難しいという場合はトイレシーツでの排泄を習慣化している犬を選び家族に迎えましょう。

この問題は犬の本能に関わる行動であり、しつけや強制では解決できません。飼い主の側が犬に合わせる必要があるので理解し受け入れてゆきましょう。

コメントを残す

CAPTCHA