北海道でペットショップやブリーダーを開業する

北海道は広大な敷地の確保がスムーズに進み、ブリーダー業を開業するには理想的な場所というイメージがあります。実際に非常に希少な犬種の繁殖や大型犬の繁殖を手懸けるブリーダーも多く、広大な敷地でのびのびと生活をする事が出来る環境に羨望のまなざしも集まっています。

北海道でブリーダーを開業する場合はペットショップとの取引が必須

北海道でブリーダーを開業する場合は、事業規模の拡大を進める前に取引先となるペットショップやオークション運営企業との取引窓口を確保しておくことが必須となります。

北海道といえばやはり気候の問題が非常に重要で、年間を通じて犬猫の生活環境を理想的な状態に保つには相当な経費が掛かります。また繁殖をした犬猫の取引にあたっても空輸や陸送といった送料が生じ、なかなか十分な利益が見込めないケースも多々あります。

インターネットを利用して仲介サイト上で犬猫の売買をする方法もありますが、法的に物品同様の通販方式は禁止されていて、必ず購入前の訪問などの術で対面をする必要が生じます。その為なかなか犬舎まで足を運ぶことができる顧客の数が少なく、期待するほどの成果にはつながらないでしょう。しかしペットショップやオークション運営企業であれば、一定の取引条件を満たせば北海道から空輸で関東や関西まで犬猫を移送し、取引を成立させる事が出来ます。買い取り金額も北海道内で個人経営のペットショップに売買をするよりも高額な取引を見込める上に、移送にかかる費用を先方に一部負担してもらえるように交渉も可能です。つまり繁殖をする犬種、猫種の選定はもちろんのこと、繁殖犬猫の入手、その後の飼育環境の整備といったあらゆる面において、ペットショップの取引基準を満たすことができるようにがけながら運営をする必要があります。

北海道の寒さはブリーダーの大敵

ブリーダーにとって子犬子猫の健康管理はとても繊細な仕事と言えます。生後間もない子犬、子猫は室温が27度前後の環境で生活をする事が理想的とされています。その為北海道でブリーダー業を営む場合は、自宅内の一部スペースを活用する場合も専用の施設を建設するにせよ室温の管理が必須になります。年間を通じて室温を一定の保つという事は、相当な光熱費が生じます。その為、敷地が広大にあるからといって安易に大型犬の繁殖を始めてしまうと、大型犬の生活スペースを確保しさらに室温管理という課題が生じるのです。大型犬といっても生後間もない子犬の時期はとても体調面がデリケートで、決して屋外で飼育かできるものではありません。

また犬舎で複数等の犬を飼育する場合は、冬場の運動量の確保も事前に計画を立てておく必要があります。犬にとっては冬の厳しい環境下でも一定量の運動をこなすことが健康にとって必須条件です。その為降雪による長期間の運動不足はストレスを増大させる事になり、結果的には無駄吠えやストレス性の脱毛、交配の不成立、伝染病の蔓延といったトラブルにつながりかねません。北海道でブリーダーを開業する場合は、冬場の運動量確保を念頭に置き、屋根付きの運動施設を合わせて建設しておくと安心です。このような取組みは付加価値とみなされ、結果的には犬猫の取引価格に反映されるものです。