大阪でペットショップやブリーダーを開業する

大阪といえば、活気がありペットビジネスの面でも他地域に先駆けて話題性のある取組みを行う事が多い地域です。実は大阪のペット業界は大きく2極化する傾向にあり、いずれの方向性の進むかをしっかりと見極め開業する必要があります。

2極化する大阪のペット事情

大阪のペット事情といえば、関東では想像もできない程に豪華なペットショップやペットホテルが話題になったり、100万円を超える高額で子犬や子猫が販売されていたりとその豪華さが話題に上がることが多々あります。また一方で、取引が禁止されている動物の売買や希少な海外の動物を売買する店があったり、日本一の安さをアピールする店もあります。

つまり子犬、子猫の繁殖という仕事を新たに始めるにあたっても、どのような相手を取引先をして考えるのかが大きな分岐点になります。

しかしブリーダーとして開業をし、設備投資を行い、犬猫を入手する手間暇、経費を考えた場合、一過性のブームや話題性を追いかけるよりも、本来あるべき姿で丁寧に仕事をする事の方が堅実です。その為には、開業にあたって信頼出来る取引先、先駆者を見つけて指導を仰ぐ事が望ましいでしょう。

開業をするなら法律順守で長期継続可能な方法で

ブリーダーとして開業をする場合は、すでに開業をしている他業者を参考にするのではなく、法律を遵守し、大手ペットショップが取引条項としてあげている項目をすべてクリアすることを目指しましょう。決して安易に他業者を真似て、衛生管理や健康管理が不徹底になってはいけません。

動物愛護法の制定により、ペット業界はこの10年程で大きく変化しています。取り引きや犬猫の管理について基準が年々厳しさを増しています。一昔前の基準で物事を判断し、安易に開業をしてしまうと、いざ子犬子猫の取引の場になって戸惑うことになりかねません。

必ず、事前に自治体や取引先から最新の事情を入手し、正しく開業を進めましょう。

大手取引先が多い地域

大阪は大手ペットショップチェーンも非常に多く、良質で健康な犬猫を繁殖していれば、取引に困ることはないでしょう。ブリーダー業を営んでいる事を積極的に情報公開していれば、先方から取引についての声がかかることも少なくありません。

このような時、安易に流行や提示金額だけで取引先を選んではいけません。取り引き先を選ぶ時は下記の点も確認が必要です。

①買い取り金額の支払い時期

②先天性疾患が見つかった場合の責任の所在

③血統証発行費用の負担先

④子犬、子猫の輸送にかかる費用の負担先

⑤取引条件

中でも、曖昧になりがちな点は支払いのタイミングです。子犬、子猫は親犬、親猫と引き離すことで急激に体調が変化することがあります。その上、関東や九州といった大規模市場を目指して長時間の輸送をする場合はなおのことリスクが高まります。ペットショップによってはこのようなリスクを回避する為に、買い取り金額の支払いを子犬子猫の引き取り後数か月先に設定している企業もあります。また先天性疾患が発覚した時点でブリーダーのもとへ返品をするという規約を設けている企業もあります。取り引きにあたっては、提示金額だけで安易に判断してしまうのではなく、その後の取引の詳細についてもしっかりと確認をしましょう。