家を改築してブリーダーを開業する場合の必須設備

自宅の一部を改装し犬舎猫舎を開業するという方が多くみられます。住み慣れた環境で生活導線の一部にペットの世話を組み込むことで無理なく運営が出来るからです。また家族全員で犬猫の世話に携わることが出来るというメリットもあります。

自宅を開業する場合には衛生的で健康的な飼育環境を整えるために必須となる設備があるのでご紹介させていただきます。

室温管理、換気など空調システム

犬舎猫舎の運営に欠かせない設備といえば室温管理や換気といった設備です。ペットとして飼育する以上の頭数を一斉に飼育するのですから、年間を通じて快適に健康に過ごせるよう室温管理は必須です。

空調設備は夏はエアコン、冬は床暖房が望ましい設備です。また天井のシーリングファンを設置出来れば留守の際や人の立ち入りのない時間帯も空気が滞留せず快適な室温を保つことが出来ます。

冬はエアコンだけの使用では暖かい空気が天井付近に滞留してしまい、足元付近は寒さが厳しくなり犬猫が風邪をひいてしまう事もあります。またエアコンの風が犬猫の抜け毛を舞い上げてしまう事も空気の汚れのつながります。

床暖房の方がより効率的かつ衛生的に過ごすことが出来ます。

屋外給水設備は衛生管理に必須

犬舎猫舎の運営には洗濯を始め様々な水回りの仕事が生じます。トイレトレーの洗浄、サークルの洗浄などは屋外で行い、そのまま天日干しすることが理想的です。屋外の水はけのよい場所に専用の洗濯機や水栓を設置しておくと日々の清掃が大変スムーズに進みます。

またゴミの問題も課題となるので、ゴミ回収日までに一時保管できるスぺースの設置も必要です。ゴミ置き場は悪臭の原因となりやすいので水で床洗浄が出来るように水回り設備の傍に設置しておくとスムーズに利用出来ます。

トリミング専用の水回りの設置で衛生管理

犬舎猫舎の運営は何かと経費が掛かります。出来る限り節約を心がけるためにも毎月のトリミングやシャンプーは自身で済ませたいものです。そのためには自宅の浴室とは別にトリミングが出来る設備の増設が理想的です。

必要となる設備は下記です。

・シャンプー用シンク

・業務用ドライヤー

・コンセント

・トリミングテーブル

業務用ドライヤーを使用する場合家庭用電圧ではオーバーしてしまう危険性があります。あらかじめ使用機器にあった電圧に変更するための工事が必要です。

合わせて消耗品やタオルなどを収納できるスペースも増設しておくと整理整頓が出来効率的です。

ネットの仲介サイトの利用率が増え、子犬子猫をペットショップからではなくブリーダーから直接購入する方が急増しています。今後ますますこの流れはメジャーになっていくと考えられています。

この販売方法はブリーダーにとってもメリットが多々あります。特にペットショップとの取引に比べ利益が数倍にもなることは最大のメリットと言えるでしょう。ただこの販売方法は法律で対面販売であることが義務付けられています。つまり購入希望者が犬舎猫舎を訪問、見学するという事です。訪問や見学で信頼を得ることが出来れば売買成立にもつながります。衛生的で健康的な環境を整えるためにも自宅を改装する際は必要な設備を盛り込んだ効率的な構造とするよう計画しましょう。