愛媛県のペットブリーダー事情

愛媛県で新たにブリーダーを開業する場合は、愛媛県のペット事情を事前に把握しておく必要があります。愛媛県は実はブリーダーの軒数が多く、ペット用犬猫の繁殖から、ドッグショーに参加するブリーダー、希少犬種に特化したブリーダーなど幅広く活躍しています。

愛媛県でブリーダーとして開業をする場合

新たに開業をする場合は、自身の方向性をしっかりと定めてから準備を進める事が必要です。

①ペット用の犬猫を繁殖する

②ドッグショーの参加を目指す

③希少種の繁殖を目指す

中でももっとも参入がたやすく、軒数が多いのはペット用犬猫の繁殖です。愛媛県で開業をする場合、敷地の確保がスムーズに進むことが多く、比較的大規模に施設を設ける方が多く見られます。この時、施設、設備の計画と合わせて人手の目途も付けておく必要があります。

特に本業がある場合の副業と考えている場合や家族だけで運営を考えている場合は10年、15年先も安定的に人手の確保が可能かを考える必要があります。

ブリーダーの仕事は、24時間体制で人手が必要になることもある職業です。家族運営の場合、開業後の旅行や外出などの場合、犬猫の世話を依頼出来る方がいるかどうかも考える必要があります。

また本業がある場合、たとえブリーダー業が副業といっても決して安易に考えてはいけません。衛生管理、ゴミ処理問題、騒音問題など本業と同等かそれ以上の配慮が必要です。ブリーダー業の運営がおざなりになってしまうと、その悪評が本業にも影響を及ぼしてしまうこともあるからです。

大規模運営の場合は子犬子猫の買い取り先の確保が先決

敷地、設備を大規模に拡充する場合は、年間を通じて常時買い取りが可能な取引先を確保する必要があります。

大手ペットショップや地元チェーン店など事前に買い取り基準を確認し、契約を済ませておくと安心です。

動物愛護法の制定により大手のペットショップは買い取りにおいて独自の基準を設けています。繁殖をしたものの、子犬子猫の買い取り先が見つからないという事の無いように計画を立てる必要があります。

また都内や関東のペットショップや業者は愛媛県内での取引に比べ買い取り価格が高額になる傾向があります。この場合、事前に現地までの輸送費をどちらが負担するのか、万が一返品、取引不成立になった時の返送用輸送料をどちらが負担するのかを事前に確認する必要があります。犬猫といった生体輸送は、引き受け可能な運送会社が限られている上に、飛行機を使用する場合、空港から取引先までの移動手段の手配も必要です。つまり安易に関東圏への出荷を考えていた場合、取引価格によってはマイナスが生じてしまうリスクもあります。交配、繁殖の前にこのような点も併せて確認を済ませる必要があります。

新規開業の場合はのれん分けという手法もあります

新規でブリーダー業を開業する場合、独自の判断で繁殖用の犬猫を入手するのではなく、すでに開業をしている犬舎、猫舎から繁殖用の犬猫を譲り受けるという手法もあります。この方法は、すでに成長し繁殖可能な年齢に達している犬猫を譲り受ける事になるので、開業後すぐに交配、繁殖、出荷が可能です。新規開業で不安がある場合はこのような選択肢を考えてもよいでしょう。