未成年によるブリーダーからの直接購入は注意が必要

インターネットの仲介サイトが盛況になる中で、未成年による問い合わせ、購入の申し出も増えています。しかし未成年による契約はペットの購入に限らず無条件で無効とすることが出来るという法律があることを正しく理解しておく必要があります。

問い合わせや犬舎猫舎訪問の際、相手が未成年であった場合保護者に無断で商談を進めることの無い様注意する必要があります。

未成年による契約は法的に無効となることもあります

未成年は法的にも契約手続きを行うには十分な判断力、責任力がないとされています。そのため未成年者がペットショップの店頭で子犬子猫を購入したり、仲介サイトを利用してブリーダーから犬猫を購入しいた場合、保護者からの申し出をもって契約を無効とすることが出来ます。

つまり一旦持ち帰った子犬、子猫を法的な理由で契約無効とし返品することが出来るのです。このような契約無効の申し出あった場合、ブリーダーは月齢の経過した子犬子猫、健康を害してしまった子犬子猫であっても無条件で引き取らざるをえないことになり大変な痛手を負います。

問い合わせや犬舎見学の際は必ず相手が法的な成人であることを確認する必要があります。確認の方法は公的な身分証明書が必須です。クレジットカードの場合、未成年、学生であっても保有することが出来るので必ずしも成人であることの証明にはなりません。

また口頭で保護者の同意を得ているという申し出は場合によっては虚偽の可能性もあります。売買にあたっては必ず保護者と対面の上で進めなければいけません。

クレジットカード決済には要注意

インターネット通販が生活の中で当たり前になる中で、様々な売買がクレジットカードで処理できます。そのため中には保護者に無断で保護者名義のクレジットカードを使用するケースや未成年でも保有できるクレジットカードを使用し事前に決済を完了させるケースもあります。

悪意のないケースもありますが、法的に無効にできる契約であることから、ブリーダーが負うリスクが大きいことは承知しておく必要があります。

犬猫など生体の販売は必ず対面で行うという法的な義務があります。引き渡しの際はたとえ決済が完了しているケースであっても成人、保護者の同席を必須とし、保護者の同席の無い場合は引き渡しを延期すべきです。

またメール問い合わせで子犬子猫の取り置きを依頼される場合も多々ありますが、相手が未成年の場合この契約、約束自体が無効です。相手の要望に応じて取り置きをしても相手が現れなかった場合、売買が不成立となった場合はブリーダーが一方的に損害を負いかねません。

未成年とのやり取りは慎重になるべきだと理解しておかなければなりません。

保護者と対面、同意のうえでの売買契約が必須

未成年者の中には自身が就職をし安定した収入を得始めたことで犬猫の購入も可能になったと勘違いをしてしまう方もいます。もちろん商品としての購入には問題がありませんが、ここで問題になるのは購入にあたり契約が生じるという点です。未成年は購入はできても契約が出来ないという事です。

子犬子猫の売買は何かと事前の取り決めが必要で契約書の取り交わしは必須事項です。この取り交わしを済ませることでお互いに責任をもって売買を行う事が出来るのでこの点も誤解の無い様把握しておきましょう。