犬を多頭飼いしたい!気をつけるべきポイントとは?

近年、犬や猫を繫殖しすぎて飼い主が面倒を見切れない、いわゆる「他党飼育崩壊」が問題になっています。家に犬がいっぱいいると確かに毎日を楽しく過ごせそうですが、一方で苦労もたくさんあります。多頭飼いを考えている方は是非多頭飼いする前と後で注意すべきポイントをおさえてから、実際に飼うかどうか決めてください。

多頭飼いする前に

 

生活環境を見直す

 

多頭飼いをするにはそれ相応のスペースや費用が必要です。犬一匹だけでもそれなりにお金がかかり、それが数匹となればその何倍もかかります。また十分な広さがないスペースで多頭飼いをしてしまうと犬たちがお互いにストレスがたまり、喧嘩をしかねません。経済面や家の広さに不安があるなら、多頭飼いは我慢した方が良いでしょう。また家族と同居しているならその家族の同意も不可欠です。多頭飼いをすると自分一人では世話がみきれない場合もあり、そういった時に家族に助けてもらえるかどうかは非常にネックになっていきます。もし家族の同意を得られないまま多頭飼いをすると、犬たちが何かトラブルを起こせば家族に多大な迷惑をこうむりかねず、最悪の場合家族仲が悪化して家から追い出されかねません。家族の同意は自分と家族の良好な関係維持だけではなく、犬たちの運命にもかかわりかねないことなので、もし家族から多頭飼いを反対されたら、無理に多頭飼いをしない方が良いです。

先住犬のことを考える

すでに犬を飼っていて多頭飼いをしたい場合は、その犬を第一に考慮しましょう。一番重要なのは先住犬の年齢であり、若い場合は新しく犬が来ても受け入れてくれやすいですが、老犬だとなかなか受け入れてくれずお互いに相手を邪魔な存在として、ストレスを溜めやすくなります。また新しい犬が子犬であると、老犬はただでさえあまりエネルギーがないのに、元気な子犬の相手をすればかなりの体力を消耗してしまい、安心して生活を送ることができません。先住犬の性格も新しい犬を迎える上では重要で、例えば縄張り意識が強く散歩をすると他の犬や人に吠え掛かるような性格だと、当然ですが新しい犬に攻撃的な態度をとります。逆に好奇心旺盛で他の犬や人に自分から近づいていく犬であれば、新しく来た犬とも仲良くできるでしょう。

オスとメスの組み合わせを考える

多頭飼いをする場合に悩むのが性別。犬たちの条件にもよりますが、一番良いのがオスとメス両方飼うことです。ただし繫殖させないのであれば、どちらかの去勢・避妊手術が必要になります。一番危険なのがオス同士です。オス犬は一般的に縄張り意識が高いので、他のオス犬がいると自分の縄張りを侵す敵と認識して喧嘩をする可能性があります。

多頭飼いした後

将来のシニア期を考える

近年犬の医療の発達と生活状況の向上から、飼い犬の寿命が延び、それと同時に犬の介護も問題になってきました。犬を数匹飼っており、それぞれの年齢が近いと介護をする時期も重なるため、かなり大変なことになります。犬を飼った以上は最後まで面倒を見ることを覚悟しなくてはいけません。

災害時の対応

 

万が一災害が起きたときに困るのが、ペット対策です。避難所にいかなければならなくなると場所によってはペットを連れていけないところもあります。しかしそのまま家に置いていってしまうと野生化する可能性があり、地域に迷惑がかかります。災害に備えて平時からペットとどのように避難するか考えておきましょう。