犬の必須アイテム! エアコンで室温管理を徹底する3つの理由

ブリーダーのおすすめ資格!

これから犬を飼いたい、ブリーダーを開業したいと考えている方は犬の生活エリアに常設の空調、エアコンが必須となります。

犬だから寒さ、暑さにも強いだろうという考えは命の危険を招きます。犬舎の規模、部屋の畳数に応じた適切なエアコンサイズを選び常に稼働させる事を考えておく必要があります。

夏はエアコンで熱中症対策

今や毎年話題になる熱中症問題は犬も決して無縁ではありません。30度を超える日中の暑さで犬達が熱中症を起こすケースが増えています。特に犬舎のように多くの犬が同じ場所で生活をしていて、十分な通気が維持できない環境ではさらに熱中症の危険性が高まります。

日中はもちろんの事、夜間も気温が25度を下回らない熱帯夜となることも年々増えているので、エアコンは常に稼働させる事を前提に設置をしましょう。

ただしエアコンの設定温度と体感温度は必ずしも同一ではありません。犬が暮らすスペースには室温系を数か所設置して、それぞれの犬が快適に生活出来るよう工夫を講じておきましょう。

冬の室温管理で伝染病予防

犬は寒さには比較的強いと言われるものの、過度な寒さは体力を消耗させ、免疫力を低迷させます。この結果、風邪や伝染病の蔓延が起こります。特に妊娠授乳中や生後間もない子犬、高齢犬は冬の寒さで体調を崩すことも多々あります。

室温管理を万全に行うことで、犬舎内での病気の蔓延を予防し、健康な生活を送ることが出来るよう努めましょう。

秋を過ぎ人間が寒い、エアコンが必要だと感じる程度の気温の期間は犬にもエアコンを利用してあげましょう。ただしエアコンで暖まった空気は次第に天井付近に滞留します。そのため床面付近の体感気温は低くなり、犬達は寒い想いをしていることもあります。

足元付近の位置に室温計を設置し、犬目線で室温を管理してあげましょう。天井に空気の流れを作るためにシーリングファンを取り付けると暖房効率を上げることが出来、節約にもつながります。

施設が広い場合、エアコンの設置位置の都合で、なかなか床面付近、犬の生活範囲の室温があがらない場合はホットカーペットや床暖房、ペット用ヒーターを併用して十分に暖が取れるよう工夫をしてあげましょう。小型犬、高齢犬の場合、必要に応じて洋服を着せることも必要です。

ただしエアコンや暖房機器を使用する場合は室内の乾燥対策も合わせて行う必要があります。加湿器を設置して、室内湿度を一定以上に保てるよう工夫をしましょう。湿度が下がり、乾燥状態が続くと人間同様に犬も風邪や伝染病の蔓延のリスクが高まります。犬舎では寒い時期の病気発生率があがるのでくれぐれも注意しましょう。

産前産後、授乳中の子犬の健康管理

犬舎で出産の前後にある母犬、生後間もない子犬はエアコンの風が原因で体調を崩すこともあります。この時期の体調管理はとてもデリケートです。産後数か月は他犬とは別部屋に移動させ、個別で健康管理、室温管理を行ってあげましょう。夏の暑さ対策にはエアコンによるクーラーとペットヒーターによる保温の両方を準備し、犬自身が快適な場所へ移動し眠ることが出来るよう環境を整えておくと安心です。エアコンの風が犬に直接当たらないよう確認をしつつ、熱中症対策を講じる必要があります。