猫ブリーダー兼ペットショップになるための3つの開業準備

大好きな猫のブリーダーをしつつ自身でペットショップを開業し販売も手掛けたいと考える方が開業までに済ませるべき準備作業をご説明させていただきます。

最近は大手ペットショップやオークションを介さずに自身で直接販売をするブリーダーも増えているのでぜひ自分らしい開業スタイルを目指しましょう。

ブリーダーの開業に自治体への事前の届け出を済ませる

ブリーダーを開業するには必ず自治体への事前の届け出と開業にあたる許認可を受ける必要があります。この許認可を受けずにい開業をしてしまうと今後の関係各社との取引や物品の仕入れ、広告などに支障をきたす場合があるので必ず所定の手続きを済ませましょう。

またマンションなどではペットの飼育数の上限を管理規約で設けている場合もあるので、マンションでの開業を検討している場合は合わせての確認が必要です。

長期間に渡る運営計画、資金計画を立てる

ブリーダーの仕事は大好きな猫と毎日一緒に生活が出来ること、子猫の出産、授乳といった愛くるしい時期を何度も経験出来ることなど猫好きにとって嬉しい面も多々ありますが、一方で様々な課題があることも知っておく必要があります。

まず開業にあたっては当面の資金計画を立て無理がないかを検討することが重要です。

開業直後に生じる出費は以下です。

・サークルなどの施設費

・餌代

・トイレ砂など消耗品の購入

・ワクチンなど健康管理費用

収入、利益が生じるのは繁殖した子猫の買い手が決まってからなので、早くても開業と半年、一年先となるでしょう。この間も猫の食事や消耗品、光熱費、広告宣伝費はかさみ続けるのでどのように運営をするかをを考えておく必要があります。

また繁殖用に猫を入手した場合、必ずしも猫同士の相性や体調面の状態が良い事ばかりではありません。繁殖による利益は出来る限り少なく見積もり過度な期待をしないよう心掛けておきしょう。

実際の開業に向けた支払いを進める前に、すでに猫のブリーダーとして開業し実績のある方を訪ね、業界の事情や猫の取引相場、飼育の上での注意点などの指導を受けておくと安心です。

販売方法、取引先を開拓しておく

繁殖用に入手した猫が利益を生むのは半年、一年先にはなりますがあらかじめ販売ルートは確保しておく必要があります。

代表的な販売方法は下記です。

・オークションに出品する

・ペットショップと直接取引をする

・インターネットの仲介サイトを利用する

・自身で店舗を設ける

オークションやペットショップを介さない販売方法が販売における利益率が高い事から近年増加傾向にあります。ただこの場合自身でHPを活用し広告宣伝や接客、飼育指導などの業務を担う事になるので猫舎運営と合わせて無理のない様計画を立てましょう。

自身が繁殖した猫に血統書を付与する場合はあらかじめ血統証発行団体への加入が必要です。国内にはいくつかの血統証発行団体があり、会員同士の交流も盛んです。情報収集、勉強の意味もかねてこのような会への参加は大変有意義です。

ブリーダーの仕事には決まりきったマニュアルがなくこれまでの経験がものをいう事も多々あります。開業にあたっては経験者からの助言を参考に十分な準備期間を設けましょう。