神戸でペットショップやブリーダーを開業する

神戸地域でペットショップ、ブリーダー業を新規で開業する場合は、開業前に近隣の競合他社の状況をしっかりと調査したうえで、自身の方向性、取り扱う犬種、どの程度の犬種、猫種を繁殖するのかを見極める必要があります。開業の準備から開業後の取引についてしっかりと事前に計画を立てましょう。

開業にあたっての準備

ブリーダーを新規で開業する場合、まずは下記の点について将来設計を立てる必要があります。

①取扱い犬種、猫種

②飼育予定頭数

③一日のスケジュール(無理なく犬猫の世話、犬舎の清掃などの手間の時間を割く事が出来るか)

④経費

(開業後当面は無収入の時期が続きます。餌代、健康管理代、消耗品代とかさむ中で資金繰りの目途が立っているか)

⑤取引先

(子犬、子猫が誕生した時、どのような販路を確保しているかで収入は大きく変動します)⑥競合他社の状況

(近隣のどのような犬舎、猫舎があるのか、近隣ペットショップの価格相場などを下調べしておく必要があります)

ブリーダーという仕事は新規で開業が簡単なように思われがちですが、実際には飼育している犬猫が成長し、交配、妊娠、出産、離乳と過ごす過程は無収入です。その後、子犬、子猫の取引が成立して初めて収入が生じます。つまり開業はスムーズでも軌道に乗せるのはとても大変な仕事です。

もちろん自身が飼育出来る頭数も限りがあるものです。安易に頭数を増やし、収入増を目指しても結果的には予定通りに進まないことが多いものです。開業前に十分な準備、調査期間を設け着実に準備を進めましょう。

神戸はペット業界でもハイレベルな激戦区

神戸といえば、大手ペットショップが立ち並び、ペットの販売という意味では非常に活気のあるエリアです。当然のことながら販売価格も高額で、子犬、子猫の取引価格も期待が出来る地域です。

神戸の子犬、子猫の販売相場が高額で、大手ペットショップが立ち並ぶという背景には、購入者のペットにたいする意識の高さが関係しています。その為、繁殖においても下記のような子犬、子猫は取引不成立となる可能性が高い事を認識しておく必要があります。

①健康状態がすぐれない

(下痢、嘔吐、咳、脱毛、未熟児など)

②純血種の骨格からかけ離れている

(血統証の付与があっても、あまりにも外見的に純血種をかけ離れている場合)

③血統がすぐれない

(血統書を付与し、高額で取引をする以上、或る程度の付加価値は必須です)

神戸でブリーダー業を開業し、地元ペットショップや企業と取引を行う場合や自身で直売店舗を設ける場合は、繁殖に用いる親犬の健康管理、血統、骨格は妥協することなく選定し、一定の基準以上の子犬、子猫の輩出を目指すべきです。安価な価格で繁殖用の犬猫を仕入れ、安易に繁殖を行っても、誕生した子犬、子猫に期待通りの取引価格が提示されず、かえって赤字になることもあります。新規で開業をする場合は、このように近隣の取引相場や近隣の競合ブリーダーの取り扱い犬種、猫種、血統に見合うレベルに合わせる事も大切なことです。

また近隣に競合のいない希少種の繁殖を計画することで、その希少性から多大な利益を期待することも出来ますが、そのような場合も生まれた子犬、子猫の取引先、販売方法を事前に確保しておかなければ、希少性の高さが知名度の低さとも判断され取引が希望通りに進まないこともあるので注意が必要です。