鹿児島でペットショップやブリーダーを開業する

温暖な気候と施設用地の確保がスムーズなことから鹿児島でブリーダーを新規に開業される方が増加傾向にあります。

鹿児島には大手ペットショップチェーンの出店がない為、繁殖した子犬、子猫の販売方法についても開業前にしっかりと計画を立てておく必要があります。

鹿児島でブリーダーを開業する場合の課題は販売方法

鹿児島は温暖な気候と敷地の確保がスムーズなことからブリーダーの開業軒数が比較的多い地域です。犬舎猫舎設置用の敷地の確保は自宅敷地を転用される方が多く、自宅の一部改装で賄える場合が大半です。その為開業準備もさほど経費を掛ける事無く進める事が出来ています。

ただしたとえ自宅開業の場合であっても、開業前に自治体で開業許可を取得する必要があるので、忘れてはいけません。

動物愛護法の制定により開業許可を正式に取得していない場合、インターネットの直販サイトやペットショップとの取引が不可能になります。これらの運営企業はいずれも開業許可証の提示を義務付けているからです。

鹿児島でブリーダー業を開業する場合、安易に人気犬種であるという理由だけでチワワやダックス、プードルなどの犬種を手懸けてしまうと繁殖後の販売に苦慮する可能性があります。これらの犬種は全国的にみても繁殖を手懸ける犬舎が多数存在しています。インターネットを利用した直販サイトにも多数の掲載があります。インターネット直販サイトでは、販売前に必ず犬舎の訪問をするよう進めているので、巷にあふれる犬種を買い求める為にわざわざ鹿児島まで足を運ぶ購入者は少なく、結局は極端に価格を下げる、ペットショップに安価な価格で買い取りを依頼するという方法を選ばざる得ない状況になります。

開業にあたっては、取り扱う犬種、猫種はもちろんのこと十分に吟味し、人気犬種内でも良血統の犬種に限定する、被毛の色やサイズで他犬舎とは異なるアピールポイントを見出すなどの努力が必要です。

開業にあたっては、同業ブリーダーに相談をし取引先の開拓方法や取引条件などをしっかりと下調べしておくと安心です。

鹿児島ならではの特性を見つける

鹿児島という恵まれた環境下で繁殖を行う以上は、他府県ではなかなか手掛ける事の出来ない犬種の繁殖を行うと、インターネットを活用した直販サイト上でも差別化につながり希望にあった取引を重ねる事が出来るようになります。

具体的には下記が一例です。

①広大な敷地を活用して、大型犬を繁殖する

②広大な敷地を活用して運動量の多い犬種を繁殖し、日々の運動量の確保にどのような配慮をしているかをアピールする

③自宅開業の場合は、家族同然に生活が出来ている事で、子犬の社会性が向上し、性格のよい子犬を輩出出来ている事をアピールする

④希少種の繁殖を手懸ける

最近は犬猫が家族同然の存在である事が当たり前になり、購入者は子犬、子猫そのものだけでなく親犬の生活環境やブリーダーの犬猫とのかかわり方、施設の充実度などへも目を向けるようになっています。仕事として繁殖に取り組む者とペットとして迎える側とでは認識の違いは当然生じるものの、いかにブリーダーが飼い主側に歩み寄る事が出来るかがビジネスを成功させるカギになる事を承知しておきましょう。