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妊娠中に犬を飼うべきではない3つの理由

近年、一人暮らしで小型犬を飼うという方が増えています。結婚する際に実家で飼っていた犬も一緒に新居に引っ越すという方もいるでしょう。これは数十年前に起きたペットブームの影響が色濃く残り、犬や猫が身近な存在になったからこそです。もちろん家族の一員として大切に思われているからこそです。しか新しい生活において妊娠という場面に直面した時、必ずしも犬がいることが良い方向に働くとは限りません。しっかりと物事の本質を見極め、一時的にでも犬を距離をおく必要があることを理解しましょう。

犬には人畜共通感染症がある

妊娠という心身共に負担の大きい場面に直面した時、愛犬が傍にいてくれることで癒しを感じることも多いでしょう。しかし愛犬との触れ合いが必ずしも全て安全ではありません。犬は数々の人畜共通感染症をもっています。飼い主が健康な状態にある時であれば目立った症状もなく過ごすことが出来るものの、妊娠中という特殊な状態にある場合は何等かの症状が出ることもあります。特に寝具を共有している場合や口と口とで接触を図る場合はその危険度が各段に高くなります。

新生児は喘息や噛みつき事故の危険がある

犬と小さな子供が仲睦まじく過ごす様子を目にすると誰もが微笑ましく感じるものです。自分の子供にもそのような環境を作ってあげたいとも考えるでしょう。しかし犬にとって家族に赤ちゃんが加わるという事は想像以上にナーバスな問題です。中にはやきもちをやく犬、ストレスを抱える犬もいます。ミルクの臭いに刺激され噛みついてしまうこともあります。

動画や画像は生活の中のごく一部分を切り取っているにすぎません。仲睦まじい状況が24時間必ず続いているとは限らないので決して過信してはいけません。

また新生児の中には犬の抜け毛や室内を舞う埃で喘息を発症するケースもあります。新しい生活の中では飼い主の想像していなかった事態が起こる可能性も考え、常に注意を払う必要があります。

必ずしも十分に世話が出来ないことがある

妊娠中や出産後に必ずしもそれまでと同じように犬の世話に時間をさけないこともあります。体調の回復や時間的、精神的な余裕がない場合、犬の事はつい後回しになってしまうでしょう。しかし犬にとっては、しかたがないと理解出来る問題ではなくただストレスがつもりゆくにすぎません。その結果、ストレスの矛先は赤ちゃんに向かうこともなりえます。良好な関係を期待していたにも関わらず、実現できなかった場合、悲しい決断をくだすことにもなりかねません。

今後、妊娠、出産、育児を人生設計に組み込んでいる場合、安易に犬を飼い始めるのではなく、様々な予定が落ち着き、自身に余裕が出来るまで犬の購入は先送りにすべきと言えるでしょう。もちろん様々な予定が落ち着くまでは犬を家族や知人に託すという方法もあります。しかしこの方法は決して数日レベルではなく数年レべルでの委託になります。犬にとっては再度元の環境に戻ることで戸惑いを感じることもあります。あくまでも予定を先延ばしにするだけであって、いつかは犬を飼う事が出来るという点をしっかりと理解し、安易に妊娠と犬の飼育を並行しないよう心に留めておきましょう。